全固体電池材料を量産
日本ケミコンなど、23年にも
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アルミコンデンサー大手の日本ケミコンとブリヂストン子会社の旭カーボン(新潟市)は、全固体電池の電極に使う導電材料を2023年にも量産する。21年夏にも電池大手マクセルにサンプル出荷し、23年までに大型の生産設備を新設する。電気自動車(EV)の普及を見据え、次世代電池を新たな収益の柱に育てる。
全固体電池は正極と負極の間に電気を通す電解質などの主要な部品に固体材料を使う。現在主流のリチウムイオン電...
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