DX、結果と目的を間違うな
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コロナ禍によりIT(情報技術)の導入が進んでいる。レストランの客はスマートフォンでメニューの確認・注文ができ、博物館などの案内方法も工夫が凝らされるようになった。企業も単なるIT化からデジタルトランスフォーメーション(DX)へと舵(かじ)を切っている。
DX化は「情報システム部」の延長ではない。現場業務の効率化は、結果であって目的ではない。例えば、埋もれているデータを一元管理し、全社で顧客データ...
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