スエズ座礁「賠償請求600億円」
運河庁、4割減額
[有料会員限定]
【カイロ=久門武史】エジプトのスエズ運河庁は30日、3月の大型コンテナ船座礁事故について記者会見を開き、船を所有する正栄汽船(愛媛県今治市)への賠償請求額を5億5千万ドル(約600億円)に4割減額したことを説明した。「船主から積み荷の明細の提出を受け再計算した」とした。
運河庁は4月に9億1600万ドルの賠償を求め、船主責任保険を引き受けている「英国クラブ」が「大部分は根拠が乏しい」と疑問を呈し...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り271文字