日本、デジタルで出遅れ
「漫画大国」は紙主体
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コンテンツを豊富に持つ「漫画大国」日本は、世界市場の開拓では出遅れている。言語の問題だけでなく、漫画誌や単行本という紙主体の作品作りが中心で、デジタルでの事業展開に消極的だったためだ。
日本では講談社、集英社、小学館などの出版社が漫画家を育成して週刊誌に掲載し、アニメ化、映画化、グッズ販売へと展開していくのが成功方程式とされる。1億人を超える国内市場で一定の収益を確保できたことに加え、海賊版サイ...
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