個人情報保護、広告に転機
アップルなどデータ利用制限 「追跡型」精度に影響
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急成長してきたネット広告が転機を迎えている。利用者本人が知らないところで個人データが乱用されるのではないかとの懸念が広がり、米IT(情報技術)大手が相次ぎ「ターゲティング(追跡型)広告」向けのデータ利用を制限した。各国政府は監視を強め、企業も広告手法の見直しに動く。消費者がネット上で日々目にする広告が変わる可能性がある。
米アップルは4月26日、スマートフォン「iPhone」などの新基本ソフト(...