JR東海、最終赤字2015億円 民営化後初
前期、新幹線が不振
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JR東海の業績が低迷している。27日発表した2021年3月期の連結決算は、最終損益が2015億円の赤字(前の期は3978億円の黒字)だった。最終赤字は1987年の国鉄分割民営化で同社が発足して以来初めて。新型コロナウイルスの流行で東海道新幹線の利用が落ち込んだ。リニア中央新幹線の建設では難工事が増えたことで総工費が1.5兆円増え7兆円となった。(関連記事総合2面に)
売上高は前の期比55%減の8...
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