(社説)主権者教育に新教科書生かせ
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2022年度から高校で使われる教科書の検定が終わり、新たに必修科目になった「公共」や「情報1」などの内容が公表された。
選挙権年齢が18歳以上になり、来春には成人年齢も引き下げられる。高校3年生が権利義務の主体になることに対応し、主権者教育を充実させたのが特徴だ。投票を含む社会参画に必要な判断力を育む授業につなげたい。
「情報1」では全生徒がプログラミングを学ぶ。教員の指導力向上が課題で、研修や...
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