「空箱」に利益相反リスク
米国で上場ラッシュ、日本で解禁論も
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企業買収のみを目的とした「空箱」の上場が米国でブームとなっている。特別買収目的会社(SPAC)と呼ばれ、成長が期待される企業が合併を通じて短期間で上場できる利点がある一方で、投資家にリスクもあり、米証券取引委員会(SEC)が注意を喚起している。日本では解禁されていないが、既存の新規株式公開(IPO)に満足しない投資家などからは要望の声が高まる可能性がある。
「潜在的な利益相反などの明確な開示が特...
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