脱炭素30年目標、壁高く
50年ゼロ、30年4割超減らす必要 再生エネ後押し急務
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脱炭素に向けた議論が日本でも本格的に動き出した。2050年に温暖化ガスの排出量を実質ゼロにするためには、30年時点で40%を大きく超える削減目標が必要だ。達成には、再生可能エネルギーの拡大や排出量取引制度の導入、技術投資などを急ぐ必要がある。
31日に首相官邸で初会合を開いた政府の有識者会合の最大の焦点は「NDC」と呼ばれる30年の国別削減目標だ。日本の現時点の30年目標は13年度比で26%減と...
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