日本勢、ネット融合後れ
来店前提のモデルに限界
[有料会員限定]
日本の小売りも新型コロナで大転換を迫られている。セブン&アイ・ホールディングスは約2万1千の店舗網を誇るセブンイレブンを基点に、ネットで注文した商品を自宅まで届けるサービスを広げる。米国に比べて後れを取るデジタル事業の行方が、今後の成長を大きく左右する。
「傘下のファミレスやスーパーの商品も共同宅配できるシステムを構築する」。井阪隆一社長はセブンイレブンを中心に、グループの商品を一括で届けるビジ...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り339文字