転勤の春、コロナで変調 引っ越し大手の法人件数2割減
パナソニック、時期を分散 任天堂は海外を縮小
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関西企業の春の定期異動に新型コロナウイルス禍がじわり影響を及ぼしている。4月にまとまった規模の異動を計画する企業では、マンダムや任天堂が規模を縮小、パナソニックは可能な範囲で時期の分散を検討する。転勤を伴う地域間異動や海外赴任はさらに影響が大きい見通し。アートコーポレーション(大阪市)は法人引っ越し件数で前年比2割減を見込む。人の動きにも、「新常態」対応の側面が少しずつ表れ始めている。
昨春の異動でもコロナ影響...
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