1993年3月5日 ベン・ジョンソン永久追放、ドーピング再犯で
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1993年3月5日、陸上男子短距離のベン・ジョンソン(カナダ)がドーピング違反の再犯で、国際陸連(現・世界陸連)から永久追放処分を受けた。同年1月の競技会の検査で禁止薬物に陽性反応を示し、男性ホルモンのテストステロンが通常の約10倍も検出された。不服申し立てを断念したジョンソンは、競技生活からの引退を表明した。
88年ソウル五輪の100メートル決勝では、爆発的な「ロケットスタート」を決めて宿敵カー...
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