ダム・防災施設、観光資源に インフラツーリズム1.4倍
稼ぐ力、民間連携カギ 埼玉「神殿」年5万人
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ダムや橋といった公共インフラに人を呼び込む「インフラツーリズム」が各地で浸透してきた。国土交通省がまとめた2022年のツアー件数は400件超と16年比で1.4倍になった。既存の施設を生かして観光資源に乏しい地域でもほかにない魅力を発信できるが、集客には民間との連携がカギを握る。(関連記事を東京・首都圏経済面に)
国や自治体などの公的建造物の公開は主に広報や教育目的だった。民間では関西電力の黒部ダ...