米銀破綻、不動産投資に影
証券化商品、上乗せ金利急騰 資金繰り悪化の懸念
[有料会員限定]
【ニューヨーク=竹内弘文、佐藤璃子】米銀の相次ぐ経営破綻が米国のオフィス不動産投資に影を落としている。機関投資家らが買う商業用不動産ローン担保証券(CMBS)が売られ、上乗せ金利は急拡大している。金融不安で銀行の融資態度が厳しくなり、商業用不動産の資金繰りが悪化するとの見方が多い。
「商業用不動産で信用収縮の芽が膨らんでいるのか?」。米JPモルガン・チェースは17日付で、こう題したリポートをまと...
関連企業・業界
業界: