住宅難民、東京から隣県へ
30・40代の転出超過2万人 新築増、飽和懸念も
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新型コロナウイルスの影響が弱まり、再び人口の東京圏への一極集中が強まっている。ただ、中核の東京都をみると、高騰する住宅コスト(総合2面きょうのことば)の影響で子育て世代を中心に周辺3県への転出超過が止まらない。周辺3県は住民誘致のために新築住宅を増やしており、空き家増加のリスクがある。高齢者や子育て世代など多世代が共生して住める街をつくり、人口を多層的に増やしていく知恵が問われている。
総務省の...
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