「五輪の申し子」手腕に期待
[有料会員限定]
東京五輪・パラリンピック組織委員会が橋本聖子新会長のもとでリスタートすることになった。不透明な新会長の選考経緯、特に政府の意向が露骨にうかがえることなどに問題はあるが、結果的には適任に落ち着いたと思っている。
通常なら五輪の顔に橋本氏ほどふさわしい人物はいない。1964年東京五輪の開幕5日前に生まれ、聖火から名前をもらった。幼い頃の病気を克服して冬と夏で計7回の五輪に出場。政治家に転身後もスポーツ...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り759文字