富士フイルム、アビガン治験再実施
国内で4月にも
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富士フイルムホールディングスは新型コロナウイルス感染症の治療薬候補「アビガン」を巡り、4月にも国内で臨床試験(治験)を再び実施する方針を固めた。国内で承認されたコロナ治療薬は「レムデシビル」など海外で開発された2例のみ。政府は2020年12月に有効性の判断が難しいとしてアビガン承認を一度見送っている。再審査は10月メドの治験終了後になる可能性がある。
アビガンは観察研究と呼ばれる枠組みで、既に約...
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