EV増産で金属高騰 コバルトやレアアース
原料需給に逼迫観測
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電気自動車(EV)に使う鉱物資源の相場が上昇している。電池向けレアメタル(希少金属)のコバルトの価格は約2年1カ月ぶり高値を付け、モーター用レアアース(希土類)の代表品は約7年9カ月ぶりの高水準。主要国が脱ガソリンの姿勢を強め、足元でEVの販売も増え普及観測が高まった。原料調達が過熱し、EVのコストを押し上げる恐れもある。
充放電を繰り返すEV電池の正極材に使うコバルトの価格は現在1ポンド22ドル...
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