学生自ら研究費獲得 大学・外部にアイデア提示
東京大、下水からコロナ探索 八戸工大、補講の通知システム
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学生が大学や外部から直接資金を獲得して研究を進める動きが広がっている。これまでは所属する研究室の教員から研究費を受け取るケースが多く、学生が研究したい内容と研究室の方針が違えば資金が得られず、涙をのむケースも少なくなかった。粗削りでも学生の柔軟な発想を研究に生かし、大学の研究力を向上する狙いもある。
東京大学工学系研究科は2020年4月、学生・教職員を対象に「ポストコロナ社会の未来構想」と題して...