認知症薬を投与、PTSDが改善
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国立精神・神経医療研究センター
精神保健研究所の金吉晴所長や東京大学の喜田聡教授らは、認知症薬が心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療にも役立つ可能性があるとする研究成果をまとめた。従来薬との併用などで症状が改善し、認知行動療法に近い効果が得られた。治療の負担を軽減し、幅広い患者に使えるとみている。
強い恐怖体験がトラウマとなるPTSDは日本で1.3%の人が一生に一度は発症するとされている。投薬は効果が限...
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