求人倍率、45年ぶり下げ幅
昨年1.18倍、休業者256万人 宣言で先行き不透明
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2020年の雇用情勢は大幅に悪化した。厚生労働省が29日発表した20年平均の有効求人倍率は1.18倍で前年比0.42ポイント低下した。下げ幅はオイルショックの影響があった1975年以来45年ぶりの大きさだ。総務省が同日発表した労働力調査によると20年平均の休業者数は過去最大。完全失業率は2.8%で11年ぶりに悪化した。12月までの雇用情勢は足踏み状態にあったが、1月の緊急事態宣言で先行きは不透明...