旅客船チェック体制強化
知床事故、船舶検査機構が専門部署
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北海道・知床半島沖の観光船沈没事故で、事前検査が不十分だったと国から指摘された日本小型船舶検査機構(JCI)は20日、業務改善計画を国土交通省に提出した。旅客船の検査を手掛ける専門部署や検査現場を監査する部署を新設し、チェック体制を強化する。
JCIは国から業務委託を受けて総トン数20トン未満の小型船舶の検査や登録を行う民間法人。137人の検査員が年間約10万隻の検査を担っている。従来は観光船、...
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