信越化学、米で新工場増設
塩ビ樹脂、住宅活況で1300億円投資
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信越化学工業は約1300億円を投じ、米国に住宅や水道管などに使う汎用樹脂の新工場を建てる。新型コロナウイルス感染拡大下での景気対策を受け、活発な住宅やインフラへの投資に対応する。バイデン新政権で巨額の財政出動による景気浮揚策が予想され、新型コロナで冷え込んだ米国への直接投資が再開する可能性がある。
信越化学が増産するのは建物の窓枠や水道管、電線の被覆などに使う汎用樹脂の塩化ビニール樹脂。グループ年産能力は41...
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