脱炭素で企業選別 野村アセット、300社を評価
日立、設備投資など対策
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脱炭素の機運が高まるなか、投資家が企業の選別を強めている。野村アセットマネジメントは非財務情報だった企業の二酸化炭素(CO2)排出量をコストに換算し、財務情報に組み込んで投資判断に活用する。企業にとって、CO2排出の多寡が市場評価を左右しつつあり、日立製作所などが対策を急いでいる。
世界では脱炭素に取り組む企業へ投資マネーを誘導する動きが広がる。「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」は気候変動に...
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