死者は減少、継続握る「思い」
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厚生労働省の人口動態統計(速報)によると、2020年1~10月の日本の死亡数は前年同期より1万4千人減った。コロナ対策で他の感染症が激減した影響とみられる。死者が減る中で死への思いが深まっている。
寺離れが進み、ネットによる葬儀事業を手掛ける企業が台頭している。全日本仏教会の戸松義晴さんは「我々はこれまで檀家でない人たちに何もしてこなかった。死者を思う弔いの仕事に意味があるとみなさんに思ってもらえ...
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