悠々として急げ サントリーHD社長 新浪剛史
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音楽とは不思議なものだ。それぞれの音が一つずつ鳴るだけではただの響きに過ぎない。しかし音が重なり、あるいは時の中に連なって流れを形作るとき、私たちはそこに喜びや悲しみ、時には物語をさえ感じる。
若い頃は、夜な夜なディスコに繰り出して大音量の音楽を浴びた。今でもジムでは、当時好んだダンス・ミュージックをかけて体を動かしている。脳が錯覚するのか、体の底から青年時代の活力が湧き上がってくるような気分に...
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