この記事は会員限定です「拙速な引き締め避けよ」 日銀の針路占う植田語録
長短金利操作に懐疑的 「政策修正どこかで必要」
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政府が日銀の次期総裁に経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏を起用する方針を固めた。植田氏はどのような考えの持ち主なのか。日本経済新聞への寄稿やインタビューで過去の発言を振り返り、10年間続く異次元緩和にどう向き合うのかを探った。
植田氏は日本を代表する金融政策の研究者だ。1998年4月に東大教授から日銀審議委員に転じ、05年4月まで7年間務めた。黒田体制での異次元緩和政策は、国債の利回り曲線がゆ...
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