液晶パネル高騰止まらず 12月大口5%高
部材不足で拍車
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テレビなどに使う液晶パネル価格の高騰に拍車がかかっている。指標品の2020年12月の大口取引価格は前月と比べて5%ほど高く、7カ月連続で上昇した。在宅生活が長引くなかテレビやパソコン向けの需要が伸びているところに、ここにきて部材不足が深刻になった。21年1~3月にかけても上昇基調が続く可能性がある。
テレビ向けの指標品となる32型のオープンセル(バックライトなどがつかない半製品)の20年12月の大...
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