ソフトバンクG、新規投資ほぼ停止 低金利経営に逆風
社債償還4年で3.5兆円、利払い負担が増加
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ソフトバンクグループ(SBG)のファンドを軸とした成長戦略が壁にぶつかっている。事業拡大のよりどころとしたテック関連企業への世界的な投資熱と、資金力を高めるための低金利の両方がインフレで様変わりした。新規投資をほぼ停止して「守り」に専念するものの、金利上昇が「低金利経営」に新たな逆風になる。(1面参照)
ビジョン・ファンド事業の赤字は2022年10~12月期まで4四半期連続となった。この12カ月...