ロシアの反体制派指導者、拘束リスク承知で帰国
支持層の維持・拡大狙い
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【モスクワ=石川陽平】毒殺未遂疑惑の渦中にあるロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が17日、療養先のドイツから帰国直後に司法当局により身柄を拘束された。拘束のリスクを知りながらも、プーチン政権による抑圧の「犠牲者」として支持を訴えるため、帰国を選んだとみられる。同氏の影響力を封じ込めたい政権には誤算となり、欧米の強い批判も招いている。
プーチン政権批判の急先ぽうに立つナワリヌイ氏は202...
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