外貨準備、埋蔵「金」上乗せ
50年ぶり大幅増、造幣局保管分 市況考慮し市場売却回避
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日本が外貨準備の一部として保有する金の量が大幅に増える。18日に国会審議が始まった第3次補正予算の成立後に80トン増え845トンとなる見通し。造幣局が記念金貨鋳造のために保管していた金塊を、為替介入で得た外貨を運用する財務省の外国為替資金特別会計(外為特会)が取得する。80トンもの大幅な積み増しは金とドルの交換が停止した1971年以来50年ぶりだ。
日本が外貨準備金として保有する金は765トン(2...
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