財政政策と国債増発の行方(下) 破綻回避の期限は2036年 - 日本経済新聞
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財政政策と国債増発の行方(下) 破綻回避の期限は2036年

島澤諭・関東学院大学教授

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2023年度予算案は一般会計総額が114.4兆円と、当初予算としては初めて110兆円を超えた。税収は過去最高の69.4兆円を見込みながら、国債発行額は35.6兆円と依然高水準を維持する。政府は税収が増えても巨額の債務残高を減らさず、その分歳出を増やすだけで財政健全化は進んでいない。

日銀が実質的な金融引き締めに転じるなか、毎年30兆円超もの新規国債発行を伴う赤字財政運営をいつまで続けられるのだろ...

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