1.17生まれ 語り継ぐ、親の体験を若者に
阪神大震災26年、出前授業 助け合い訴え
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阪神大震災が起こった1995年1月17日に生まれた男性が語り部活動を続けている。神戸市兵庫区の会社員、中村翼さん(25)。両親の体験を震災を知らない大学生や子どもたちに伝える。新型コロナウイルスの影響で講演の機会は減ったが、困難な時期だからこそ震災時のように互いに助け合うことの大切さを訴える。
震災当日、父親の威志さん(52)は避難所から身重の母親のひづるさん(51)を連れて病院へ向かった。通常な...
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