軽井沢バス事故5年「企業の責任は」究明求め
遺族、再発防止を期待
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大学生ら15人が死亡し、26人が重軽傷を負った長野県軽井沢町のスキーバス事故から15日で5年となった。運転ミスだけではなく、運行会社やバス業界全体の問題が背景にあったと指摘され、国は再発防止策を進めてきた。遺族は刑事裁判で組織的な原因が究明されることを望み、運行会社社長らの起訴を求め続ける。「事故を二度と起こさない」という願いが薄れることはない。
「事業規模の拡大の中で、安全を軽視した事業運営を行...
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