先端半導体、瀬戸際の米 劣勢インテルでトップ交代
自前の生産見直しも 微細化競争で遅れ
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米インテルは13日、新たな最高経営責任者(CEO)にパット・ゲルシンガー氏(59)が就くと発表した。技術トップの経験もある出戻り人材に託された仕事はかつて築いたデジタル覇権の立て直しだ。環境変化への対応が遅れ盤石だったパソコン(PC)用半導体もいまや劣勢。米中ハイテク競争が過熱するなか、インテルの低迷は米国の技術停滞にもつながる。
「厳しい状況にあるなかで、技術で巻き返しを図るメッセージだ」。人事...
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