コメ農家手取り、補助金で逆転
加工用転作が魚沼コシより高収入も
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2021年産の主食用米は生産抑制が一段と強まる。農林水産省は需給対策として過去最大級の3400億円を予算計上して転作補助金を増やす。主産地の新潟では、加工用米農家の補助金込みの手取りが魚沼産コシヒカリより多くなる見込みだ。主食用米卸値の下落を政策で食い止める狙いだが、米飯業界などからは反発も強い。
「過去最大規模の6.7万ヘクタールもの作付け転換が必要だ。実現できなければ需給と価格の安定が崩れ、危...
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