米利上げ、停止時期探る
FRB、0.25%に縮小 市場の楽観論けん制
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【ワシントン=高見浩輔】歴史的なインフレに対応する米連邦準備理事会(FRB)の利上げが、停止時期を探る局面に入った。1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)は利上げ幅を前回の0.5%から0.25%に縮小した。記者会見したパウエル議長は「インフレ鈍化のプロセスが始まった」と物価高の勢いが落ちてきたことを認めた。市場では年内利下げ観測が広がるが、FRBは楽観論をけん制しており溝は大きい。(関連記事総合2、グローバル市場面に...