住宅高騰、増やせぬ子ども 狭まる面積も意欲そぐ要因に
若年層の所得向上が急務
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住宅の価格高騰と狭さが子どもを産もうという心理を冷やしている。若い世代では理想の数の子どもを持たない理由として「家が狭いから」と答える人が2割を超えた。家の狭さや長い通勤時間が第2子の出生を抑制するという分析も出た。岸田文雄首相の「次元の異なる」少子化対策を効果あるものにするためには空き家活用など住宅政策との連携が欠かせない。
不動産経済研究所(東京・新宿)によると、2022年の首都圏の新築マン...
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