NAND型は なお軟調
供給余剰、在庫調整に時間
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DRAMと並ぶ半導体メモリーの代表品種、NAND型フラッシュメモリーはなお軟調だ。指標となるTLC(トリプル・レベル・セル)の256ギガビット品の20年12月の大口価格は1個3.25ドル前後。11月より3%ほど安く、7カ月連続の値下がりだ。需要は復調しているが、供給余剰の影響が残っている。
米マイクロンなど3社寡占状態のDRAMと異なり、NAND型は韓国サムスンやキオクシアホールディン...
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