世界経済、薄まる悲観論
IMF、今年2.9%成長予測 中国の需要回復でインフレ再燃懸念
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世界経済への悲観が薄らいでいる。国際通貨基金(IMF)は30日(日本時間31日)、2023年の成長率予測を2.9%と3カ月前より0.2ポイント引き上げた。物価高の鈍化や中国経済の正常化への期待がある。戦争の激化や中国の需要回復でインフレ圧力が再燃するリスクはなおくすぶる。(関連記事経済・政策、国際面に)
IMFは今回の世界経済見通し(総合2面きょうのことば)は下振れの懸念が大きいとみている。例え...