腸内細菌で難病治療
米豪承認、日本も先進医療開始
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人の腸内に100兆個存在しているとされる「腸内細菌」を、難病治療に活用する動きが広がっている。2022年11月に難治性感染症に対して腸内細菌を使った治療がオーストラリアで世界で初めて承認されたほか、米国でも同月末に初承認された。日本でも今月から先進医療が始まった。腸内細菌を巡る開発競争が過熱してきた。
腸内には1000種類、100兆個の細菌がいるとされ、乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌、大腸菌...
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