人生10勝10敗の哲学
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横浜(現DeNA)の監督になった1998年、私は開幕戦でベンチ入りした投手全員に「kill or be killed」(やるかやられるか)と書いたボールを手渡した。投手の勝負は常にのるかそるか。とにかく必死でやるしかないんだぞ、という意味だった。
この言葉通り、激しく戦い抜いたのが、今年からチームを率いる三浦大輔監督だった。直球は140キロに届くかどうか。変化球も並。それでも通用したのは真っすぐで...
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