生物多様性と社会(下) 「自然の恵み」は計算できる
及川敬貴・横浜国立大学教授
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生物多様性の観点から現在の陸と海の3割を保全しよう、農薬使用、食料廃棄、外来種の導入・定着率などを半減しよう、ビジネスにおいて生物多様性を重視しよう、目標達成のために2千億ドル(約26兆円)を調達しよう――。
聖夜を目前に控えた2022年12月19日、このようなアイデアが世界全体で実現をめざす目標となった。国連生物多様性条約(CBD)の第15回締約国会議(COP15)で採択された、「昆明・モント...
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