綿花、2年ぶり高値
NY先物、米国で生産減観測
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シャツなど衣料品の原料になる綿花の国際価格が一段高となり、約2年ぶりの高値となった。指標となるニューヨーク先物(期近)の4日終値は1ポンド78.97セント。1カ月で14%上昇し、2020年の底値だった4月上旬比では63%高い。世界最大の輸出国である米国でさらなる生産減観測が浮上しているためだ。
米農務省は20年12月の需給報告で、高温乾燥や大雨など天候不順の影響で米国綿の生産量を1595万俵(1...
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