三菱ケミカルHDの変革、よそ者が突破口
外国人を社長に、工場にも成果主義導入
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2021年、産業界では温暖化ガス排出の実質ゼロや環境を重視する投資マネーへの対応が大きなテーマとなる。変革に迫られるなか三菱ケミカルホールディングス(HD)では4月に初めて外国人社長が誕生し、工場現場も含めて成果主義を導入する。現状に安住する「ゆでガエル」からの脱却をけん引するのは、同社とは関係が薄かったよそ者だ。
「外資企業のようになるのか」。20年10月下旬、ジョンマーク・ギルソン氏の次期ト...
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