血管など仕組み解明 がん浮腫治療法探る
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慶応義塾大学
田井育江専任講師と久保田義顕教授らは血管とリンパ管ができる仕組みの一端を解明した。血管とリンパ管の構造は似ていて、2つが分かれてできている仕組みがわかっていなかった。がん手術後のリンパ浮腫の治療法開発に役立ちそうだ。
血管とリンパ管は全身に張り巡らされている。がんは周りのリンパ節への転移が多く、手術では臓器とともにリンパ節も摘出することが多い。その結果、リンパ管が...
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