電通社員過労自殺から5年「国は本気で向き合って」
母が手記で訴え
[有料会員限定]
広告大手電通の新入社員、高橋まつりさん(当時24)が長時間労働やパワーハラスメントに苦しんだ末、自殺してから25日で5年となり、母の幸美さん(57)が手記を公表した。国や企業にさらなる過重労働対策を求め「国は本気で過労死等の防止に向き合い、どうかこれ以上私たち母娘のような犠牲者を増やさないでください」と訴えた。
まつりさんの死後、2019年度から残業時間の上限規制を柱とする働き方改革関連法が施行...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り498文字