TSMC「最大5%減収」 1~3月、4年ぶりマイナス予測
米IT企業の失速響く 今年、設備投資5年ぶり減
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【台北=中村裕】半導体大手の台湾積体電路製造(TSMC)は12日、2023年1~3月期の売上高(米ドルベース)が前年同期と比べ最大5%減るとの見通しを発表した。減収となれば、四半期ベースでは19年4~6月期以来、約4年ぶりとなる。大幅な増収で急成長が続いた昨年までの状況から一変する。主力顧客の米IT(情報技術)企業が勢いを失っており、景気減速の影響をもろに受ける形だ。(1面参照)
TSMCの経営...
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