三浦綾子の文学次世代へ
北海道の記念館、映画化や総ふりがな本 生きる意味問いかけ今も
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北海道旭川市の三浦綾子記念文学館が、作品を次世代に伝えようと、映画化や全ての漢字にふりがなを振った書籍の出版などに取り組んでいる。2022年で三浦さん生誕から100年。亡くなって20年以上がたち入館者の減少が著しいが、田中綾館長は「生きることの意味を問いかけた三浦文学は今も高い価値がある。作品を将来につないでいきたい」と意気込んでいる。
1998年に開館した同館は約3千人の賛助会員の寄付や書籍の...