異常降雨、アジアに脅威
経済停止リスク年8.5兆ドル、インフラ整備急務
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地球温暖化による自然災害の増加がアジア経済の脅威になってきた。世界で河川水害などにより経済活動が停止する恐れのある場所の経済規模は、2030年時点で年間17兆ドル(約1770兆円)になることが日本経済新聞の分析で分かった。中国やインドなどアジア地域の危険区域は半分の8兆5千億ドルを占める。被害を最小限に抑えるインフラ整備を急ぐ必要がある。
長江中流に位置する四川省楽山市。8月中旬の異常降雨(総合2面きょうのことば)...
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